洋服徒然草2015年度版

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▼内ポケット

真ん中の小さいポケットはペン入れで、
一番上はメイシ、下はタバコという名前が付いています。
使う機会がない場合は付けなくてよいと思います。

▼自己紹介に替えて

毎日新聞さんが当社に取材に来てくださいました。
記事はこちらで読むことができます。


▼尾錠付きズボン

ループ(ベルト通し)はなく、サスペンダー釦が
付いています


▼別珍(べっちん)のズボン

前合わせは釦留めで懐中時計を入れるポケット付き。
ニーディック社(独)製の別珍を使いました

▼フックベント

上着背中の割れ目がカギ状に曲がっています。
アイビーファッションによく見られるデザイン



▼オーダーワイシャツお仕立券

プレゼント用お仕立て券1万円。
ご持参のお客様にお好みの生地を選んで頂きます。



▼ナット釦

固いヤシの実を削って作るナット釦は
ブレザーによく似合います


▼差し込み図

洋服の各部品を決まった長さの生地から取らねばなりません。
お体の大きな方や特殊なデザインの場合は取り方を研究する必要があります。
生地の取り方を記録したものを差し込み図といいます。


▼フィンテックス(英)

大藪春彦が50年前に書いた小説「よみがえる金狼」の主人公は
銀座のテーラーでフィンテックスのスーツを仕立てます。
当時の生地代30万円と書かれています。

▼グレンチェック

100年も前からある古典柄なのですが
いざ探すとなかなか入手できません。


▼開襟シャツ

夏向きの襟元が開いたデザインで、ネクタイはできません。
30年くらい前までは夏の定番だったのですが
最近既成品でも滅多に見かけなくなりました。


▼身裏と袖裏

袖裏には身裏とは異なる縞模様の専用生地を使います。
袖裏用素材は身裏用素材より生地幅を狭くして
ロスが少ないように織っています。


▼くるみ釦

芯を表生地でくるんで作るくるみ釦は
19世紀ころまで盛んに使われていました。


▼背中の柄合わせ

襟と背中の縞柄がつながるように
背中心に美しく縞が出るように裁断しています


▼半裏

裏地の量が少ない夏向きの仕立て方です。

▼型紙起こし

お客様持参のファッション誌に写真掲載されている変わりベストが
現実のものとなるようまずは型紙を起こします


▼前合わせが釦式のズボン

50年ほど前までズボンの前は釦で留めていました。
当時のファスナーは度々故障して動かなくなったり
勝手に下がってきたりしていたからです。
YKK(山田工業株式会社)が高機能ファスナーを量産する
ようになってからファスナー式ズボンが主流になりました。

▼ドーメル社のトニック

英国ドーメル社が半世紀前に発表したスーツ生地の名品です。
当社で売れ残っていた訳ではなくコレクションしているのです。
若いお客様にご注文頂いた三つ揃いをお仕立てします。

▼貝釦

夏服にはよく似合います。
上から黒蝶貝、茶蝶貝、白蝶貝のボタンです

▼夏のデニム

児島の織元ショーワさんから届いた夏向きデニム生地サンプル。
麻やシルクと混紡した軽い素材でスーツをお仕立てします。


▼お別れ会


50年間当社の洋服を着用くださっていた地元経済界の重鎮が逝去され
ホテルで開催されたお別れ会に愛用の洋服を展示しました。

▼ノーフォーク・ジャケット

背中の両脇にヒダを取ったデザイン。手を前に回すときに楽です。

▼仕立屋のワードローブ@経済リポート

経済リポート誌に洋服コラム「仕立屋のワードローブ」連載中です。

▼マント

和服を愛好する女性のご注文でマントを作成しました。
前合わせはボタン留めにしています。

▼夏生地入荷

常時オールシーズンの生地を大量に保有しています。

▼鉄マン

鉄マンは鉄製のまんじゅうという意味で
饅頭とはアイロンをかけるときに使う台のことです。
頑丈な鉄マンの上に洋服を乗せ、体重を込めた両手でアイロンを使います。
シワを伸ばしているわけではなく、洋服に立体感を出しているのです。

▼10年目のデニム

サキソフォン奏者の赤田さんが10年ほど前に当社で
お仕立てさせて頂いたデニムを着用してご来店。
次第に体に馴染むようになりましたとおっしゃって下さいました。

▼タグ・マーク

こんなタグを付けて入荷される生地はこのごろ少なくなりました。

■裏印

英国生地の中には裏にブランドの印を押しているものがあります。
写真はドーメル社(英)のシャークスキン。

▼中仮縫い

仮縫い後、さらに細かい部分をチェックするために中仮縫いをするときもあります。