洋服徒然草2014年度版

こちらでもリアルタイムの洋服情報
▼三ツ釦 上二つ掛け

既製服の上着は二つ釦ばかりになっていますが
当社のお客様は流行に関係なく三つボタンや
ダブルなどお好きなデザインをご注文下さいます

▼ズボン腰裏の裁ち合わせ

ブルーの縞柄はズボンのウエストの内側についている腰裏という生地で
下部のグレーに見える帯状生地はその中に入れる芯地です。
40年以上当社のズボンを縫ってくれている職人さんが
1着ずつ縫い合わせていきます。

▼ご婦人の替え上着

和歌山からわざわざお越しのご婦人に
カシミア生地でダブルの上着をお仕立てしました。
自分の好きなデザインで注文できる店は
大阪、神戸にもなかったとおっしゃっていました。


▼玉虫の裏地

当社では見る角度によって色が変わる玉虫の裏地を多用します。
釦はよく水牛の角の削りだしを使っています。
裏地や釦によってお値段が変わることはありません。

▼ポケットチーフ

上着の胸ポケットはチーフを入れるために作られています。
裏地と共地でチーフを作りました。

▼冬生地仕入れ

商社さんが毎月持ってこられる新作生地サンプルの中から
お客様がこれからお仕立てになる生地を仕入れます。

▼戦前のコート@ワシントン

中央はハル・ノートで有名なアメリカのハル国務長官
両側は我が国の駐米大使です。
長官はシングルのチェスターフィールド・コート。
大使はダブルのアルスターコートを着ています。
当時のファッションは風格があります。

▼甲商サベリ

絹織物の産地甲州(山梨県)で織られた
豪華な裏地です。

▼トートバッグ作成

ご依頼あれば何でも作ります。

▼デニムの三つ揃い

児島産のデニムで三つ揃いをお仕立てしました。
通常のお仕事にも使えます。

▼ベスト作成中

前見(左)と背中(右)がほぼ完成。
これから肩と脇を合わせます。

▼靴ずれ

ズボン裾の内側後ろに付く靴ずれを制作中。
靴のカカトに当って擦れる消耗品です。
何もかもが手作りです。

▼創業60周年

当社は来年創業60周年を迎えます。
岡山市中区国富のレストランアン・ボエルさんで
そう話していたら同社の社長さんが
メッセージ付きデザートをプレゼントして下さいました。

▼金バク 8月1日

俳優の金子貴俊さんに来店頂いておしゃれなベストを仕立てました。
当日の様子は8月1日午後7時からOHKのテレビ番組「金バク」で
放映されます。


▼腰裏ポケット

ズボンの内側につけるポケットを製作中。
ハンドメイドの洋服はあらゆるところが
本当に手作りなのです。


▼マッチ&灰皿

20年前にテーラーロンドンのマッチを千個くらい作りました。
灰皿はドーメル社に頂いたもの。
店に置いているのですが近年タバコを吸うお客様が激減して
どちらもさっぱり出番がありません。


▼くるみ釦

芯を布でくるんだ釦がくるみ釦です。
磨屋町の釦店「富千」さんで作って頂いています。
1着の服には多くの職人さんの技術が集結しています。


▼スキャバル  ロンドン-ブリュッセル

ベルギー本社のスキャバルはオーダー業界では最も有名なブランド生地ですが
若い方にはあまり知られていません。
スキャバルで、とご注文下さるのは生地の品質を重視なさる
おしゃれにも年期の入ったお客様です。
オバマ大統領も着用していると聞きました。


▼夏の三つ揃い

ベストを英語ではウエストコートといいます。
ワイシャツは本来下着なので紳士が人前に出るときには
シャツを隠すためのウエストコートが必要でした。
内田百閒や夏目漱石の写真を見ると夏でも
三つ揃いを着用しています。


▼ダークスーツ

ダークスーツは濃い紺、グレーあるいは黒の無地で
お仕立てするスーツです。
格式高い場所からビジネスまで幅広く着用できます。

▼ズートスーツ

戦前のアメリカで流行したズートスーツのお問い合わせがありました。
オーバーサイズのワルモノ・ファッションです。
ご注文に応じていろいろなお洋服をデザインし
お仕立ていたします。

▼切り躾(きりびつけ

洋服は左右対象なので前身なら前身の同じ部品が二つ必要になりますす。
2枚重ねた生地にチャコで裁断線を引くのですが
そのままでは上になった方の生地にしか線がありません。
シツケ糸でチャコ線の上をたどって下になっている生地に線を写しとります。
これがキリビツケという作業です。


▼服部先生の製図

いつもご指導頂いている東京渋谷の金洋服店、服部晋先生が
このたび出版された「服部晋の製図」です。
「渾身の大公開!」の帯通りの大労作!
これさえあればインパネスから燕尾服まで裁断できる
テーラーにとってはまことに得難い本で
12000円ですがそれどころではない値打ちがあります。

▼縞柄

ストライプはビジネス・スーツに合う柄です。
縞が太いほど、また縞の間隔が広いほど派手になります。
写真は縞柄の間に織柄を入れた複雑なデザインのスーツです。

▼中仮縫い

仮縫いをした後、いったんバラバラにほどいて補正線を引き直し
途中まで縫ってもう一度試着頂くことがあります。
これを中仮縫い(なかがりぬい)といいます。

▼消費税

当社はこれまで消費税をほとんど頂いておりませんでした。
この度消費税が上がるとのことですが
今更お客様に申し上げにくく思っています。
しばらく頂かないつもりですが、
決算期になって支払い税額にびっくりして改心するかも…

上のお客様はネーム位置に「開運」と入れて欲しいとのこと。

▼オイスターの三つ揃い

英国製のオイスター(牡蠣)は
その名の通りがっちりとした固いスーツ地です。
イタリア製の薄くて柔らかい生地が流行ですが
英国製の方が品質的には上で、全般的に値段も高めです。
ハンドメイドお仕立て上り 21万円


▼立体感を出すクセ取り

ハンドメイド仕立ての最大の特徴は立体感にあります。
二次元平面である生地をアイロン操作で歪め、
立体である人体に沿うような曲面にする技法をクセ取りといい
ハンドメイドでしかできません。


▼5ツボタン ✕糸掛け

袖口のボタンを5ツ付けています。
近年は4ツ釦が流行りですが当社では3ツ釦をよく採用します。

ボタン付け糸は通常(=)のように掛けるのですが
このお洋服は(✕)に掛けていて、これも最近の流行です


▼細身のスーツ

長身のお客様のスーツを限界までフィットさせてお仕立てしました。
地元企業を経営しておられますが上京先の会社で
「岡山らしくないスマートな方ですね」
と言われたそうです。


▼ネクタイを締めた看板犬


当社看板犬用ネクタイを制作してみました。

▼ハリスツィード
ハリスツィードはイングランドの北に位置するスコットランドの
漁師さんやお百姓さんが労働着に使っていた素材です。
野趣があり、ラフに着ることができるので貴族たちは
狩猟服や登山などのスポーツウエアを仕立てました。
昨年100周年を迎えてたいへん売れ行きがよかったのですが
今年もタウンウエアとしてますます人気です

マシンメイドお仕立て上り7万円

▼贈答用
お使いものにお仕立券付きの生地を桐箱に入れて用意します。
ご本人様がお見えになったときお好みの生地と取り替えることもできます。
8万円くらいでもご用意いたします。

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