その他参考までにお仕立て上りまでの作業の細かい部分を掲載いたします。
地のし

地のしは洋服作りの第一段階。
ご注文頂いた洋服生地に霧を吹き、
アイロンで蒸気を当てて生地の目を詰ませます。
縮地(しゅくじ)、シュランクなどとも呼ばれる作業です。
差し込み

型紙を生地の上に効率よく置く方法を
差し込みといい、各テーラーに秘伝があります。
ネーム入れ

ネームは専門の職人さんが手作業で入れています。
書体や糸色なども自由になります。
縫製
ハ刺し

上着の襟と芯地を「ハ」の字型に縫って一体化させる作業です。
八刺し(はちざし)と呼ぶ仕立屋さんもおられます。
細かくハ刺しすると弾力のある固い襟ができます。
ミシン掛け

ハンドメイドとはいってもミシンを使う部分もあります。
襟穴作り(1)

元結(もっとい)に糸を巻いて襟穴の周囲を補強する
芯を作っています。
襟穴作り(2)


襟穴をかがっているところ。
すべて手作業で、ひとつの襟穴を作るのに
早くても15分くらいかかります。
仕上げアイロン(1)


シワを伸ばすだけのアイロンではありません。
縫製が完了した洋服の形を整える作業です。

仕上げアイロン(2)

細かい部分まで仕上げアイロンを掛けます。
写真はマンジュウという台を使って襟先に
アイロン掛けしているところ。
最終段階です。
愛用のアイロンです

プロ用のアイロンは重いです。
昔は温度調節もついていなくて
ちょっと霧を吹いた感触で適温を確かめていました。
ベスト製作


ベストの前身に芯地を据えているところです。
オールドタイプのアイロンを今も使っています。