ちょっと変わったデザインをご紹介します。
■ズボンにカーゴ・ポケット

ズボン膝上に付けたポケットです。
自動車のシートに腰掛けたままの姿勢で
物を出し入れできます。
 ほんの少しデザインに凝ると、洋服を着る楽しみが増えます。
上着のデザイン
■胸ポケット

左)英国的な箱ポケット
   


右)イタリア感覚の船ポケット
    右端が船の舳先のように尖っています。
↑箱ポケット ↑船ポケット
■バルカ・ポケット

バルカとはイタリア語で小舟の意味で
ポケットが曲線を描いて上方にそり返ります。
↑バルカ・ポケット
左■内ポケットDカン

ポケット口の端をD字型に縫って
補強する仕立て方です。



右■ヘム・チェーン


上着の背中のベント(割れ目)に
鎖を付けて重さを増し、落ち着きをよくしています。
■松葉飾り

上着の内側上方に付けた小さなポケットの両端に
ちょっとした飾り縫いをしました。

■ノーフォーク(左)

背の脇や中心にヒダを取ったお仕立てを
ノーフォークといいます。
もともと狩猟服のデザインで
手を前に出して猟銃を構えたとき
背中が突っ張らないための工夫です。

肩は
ヨーク切り替えという仕立て方で
バックベルトを付けています。


■タブカラー(右)

タブ(持ち出し)の付いた襟も狩猟服のイメージです。

■肩線


左■肩先が丸いナチュラル・ショルダーです

右■袖山を持ちあげたロープド・ショルダーです
↑ナチュラル・ショルダー ↑ロープド・ショルダー
■コンケーブ・ショルダー

肩線が上方に反り返える過激なデザイン。
この服をご注文くださったお客様は
「コンケーブショルダーは五重塔のイメージで、
日本人の体型に合っている」
とおっしゃいました。
↑コンケーブド・ショルダー ↑コンケーブド・ショルダー
 アンコン仕立て

 芯や裏地、パットを極力使わないアンコン仕立て。
 アンコンストラクティブ(非構築)という意味です。

 綿や麻素材を使うと軽くて涼しい夏のブレザーができます。
 ちょっと遊んだ感じのデザインにしてみました。
左■色糸切羽(せっぱ)

裏地の色に合わせてボタンホールと
袖口の一番下のボタン穴(切羽といいます)を
紫色の糸でかがりました。



■サージャン・カフス(本切羽・ほんせっぱ)

袖口が実際に開くように作ったサージャン・カフス(外科医の袖)。

昔外科のお医者様が手術の際、袖口に血が付くのを
防ぐために袖まくりできるようにしたデザインです。

  
 ■エンブレム(ワッペン)

 オリジナル・デザインのエンブレムを付けたブレザー。
 胸ポケットにクリップで留めているので
 取り外し自在です。


 メタル(金属製)ボタンもよく効いています。

■襟のデザイン
 ■フイッシュマウス

 (魚の口)と呼ばれる襟形です。
  ■バルカラー

    バルカラーはしゃれているだけでなく、
    襟元の開きが少ないので冬には暖かいデザインです。


   右は変形アルスターカラー

   
  


 
■ステンカラー(左)

   
カッターシャツに似た襟形です。


 
 ■ピークド・カラー

 シングルの上着でも ダブルと同様に
 ピークドラペルにすることができます。
 

↑ステンカラー ↑ピークド・カラー(剣襟)
  ■スタンド・カラー

  スタンドカラー(立ち襟)、色は純白という
  おしゃれな紳士コート。

  前立てをヒヨク仕立て(釦が表に出ません)
  にしているのもしゃれています。

  右は別の方のコートですが、
  いったんスタンドカラーで仕立てたあと、
  わざと型を崩した特殊な襟です。
  映画ムーンチャイルドでガクトが着ていました。
  ■柄裏地

  普段は見えない裏側に大胆な柄を使います。
   写真は竜騎観音の図柄
   
  ■ご持参の和服生地

     お客様が京都で購入された和服地を
     裏地として使いました。
  ■バックベルト

   ジャケットの背中に飾りベルトをつけています。
   スポーティな感じになります。
 ■イタリアン・クラシコ

  重心を上げてラインを強調した
   イタリア的なデザインです
  ■チェンジポケット

   右脇に小さなポケットを付けた
   英国調デザイン。
   チップの小銭を入れます。

     電車の切符入れにも使うので
     チケット・ポケットとも呼びます。


 
■襟付きベスト

夏目漱石の時代に流行った襟のついたベストです。  
クラシカルなデザインですが、なかなかおしゃれです。
 
↑ダブル10個釦 ピークドラペル ↑シングル5つ釦 ノッチラペル

    ズボンデザイン


サスペンダー専用
のクラシカルなズボンです。
ループ(ベルト通し)はありません。

左)前から見たところ
右前に懐中時計を入れるための
蓋付きポケットが見えます。

右)後ろから見たところ
背中にサスペンダーを吊る
持ち出しを付けています。
■ピンループ  

  ベルトのバックル部分を固定するために
  ピンループという小さな輪っかをつけました。
  左)ズボンの裾はダブル、と指定する方は
    流行にかかわりなくいつもいらっしゃいます。
   折り返し幅は流行や裾幅によって変わります。

 
 右)前立てをファスナーではなく
   
 ボタン留めにしています。
■アジャスター

 ウエストの大きさを調節できるアジャスター付きです
 
 いざというときに緩めるくらいで、
  実際にしょっちゅう動かすことはありません。